綾部の志賀郷の方々の人となりに触れて移住を決めた加納昭文さんは、アーティストでもあり、旅好き、旅人好き、農に繋がる仕事もしたい。
綾部に移住する際に、全てを叶えられる農家民宿を、奥さんのまゆ香さんと始めた。
自然農（機械を使わず無農薬）で虫などを敵とせず、化石燃料を使わない。田んぼは耕さず（土を起さず）、田植えをして農薬などはもちろん使わず、手で草を刈り、収穫ももちろん手刈り。天日干しのあとに、足踏み脱穀機で脱穀する。
自然と共存し、環境にも身体にも優しい生活。
お風呂は薪で炊くなど、日本の昭和の初めのような原風景の暮らしを実践している。
そんな「ぼっかって」の綾部むすび体験は・・・。
自然農で育てたお米をおくどさん（昔ながらの薪釜）や土鍋で炊く。
むすびかたは、佐藤初女さんに教わり、具材は自家製の梅干しや、季節により大根の菜飯など。
丸く海苔で包み、米一粒一粒が呼吸できるように優しくむすぶ。
加納さんのアートは、流木のオブジェや絵画など、独特の世界観でプロデュースされた古民家。
室内は暖かみもあり、オシャレな雰囲気。
ご主人の作品やセンスに合わせ、綾部のアーティストさんの器や和紙のオブジェ、壁紙なども盛り込む。
「ぼっかって」での過ごし方は、自然農な生活の中で、夜の空気や朝の音など一日をゆったりのんびりと。
星や田舎の空気を感じながら過ごしてもらいたい。
草花を拾い、染めもの体験などもできる。

電話、メール、フェイスブックで問い合わせ、予約ができる。